にんぶろぐ

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ホーリーラスパラディンガイドその2(スペシャリスト)

先日書いたホーリーラスパラディンではスペシャリスト形式での構築の話はしていなかったので、

今回は何を考えて構築したか(他の構築と違う部分を主に)、第2第3デッキはどういうデッキかについて記事にしたいと思います。

【第1デッキ】

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以前も載せたように第1デッキはこのような形にしています

他と違うのは平等を採用していて縮小光線は不採用なところだと思います

自由枠のブラッドセイルの海賊の採用、ジリアックスの採用についても書いていきます

 

平等

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効果は縮小光線のほうが強いのでは?という思う人も多いと思います。

縮小光線の利点はパイロor聖別を絡めなくてもとりあえず打点を抑えることができる点です。

しかし、環境主流のメイジに対しては11にした巨人を残しておくと招来のタネになってしまうため平等にしろ、縮小光線にしろパイロor聖別と絡めたほうが安全だといえます。

どうせパイロor聖別を絡めなければならないのであれば平等でいいのでは?ということで縮小光線なし平等2という構築にしました。

平等と縮小光線合わせて3入っている構築もあるのですが、2で十分に勝てると思ったので2にしました。平等はデッキに2枚しか入っていないので、たとえ相手の盤面が強くても投げなくて耐えられると判断した場合には温存してドローを回していました。

 

ブラッドセイルの海賊

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私はまずクリスタル学から持ってこれるカードで1マナのカードは絶対に欲しいと思っています。

理由としては、このデッキはいかに効率よくドローを回してデッキを0にするかがとても重要なので手札が溢れないように効率良くドローを回すためです。このデッキは偶数マナのカードがとても多いので3、5、7ターン目にドローのついでに吐くことができます。なので武器破壊が刺さらないような相手でもそのような働きはしてくれます。

1マナのミニオンで他の構築に採用されているカードといえばエルフの射手が多いです。あちらは平等と併せて相手のミニオンを処理したり苦痛の待祭と併せてドローに使えたりもします。しかし、現環境で最も不利なデッキである爆弾ウォリアーのレンチカリバーを破壊することができるのでブラッドセイルの海賊のほうを採用しました。ローグのワグルピックなどにも有効ですね。

 

ジリアックス

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ご存じの通り単体でも優秀なカードですが、ケンゴーと一緒に使って大量回復といった動きもできます。

そしてこのカードを第1デッキに入れておくことによってこれから紹介する第2デッキとのシナジーも見込めます。これで入れ替え枚数の節約にもなります。

 

【第2デッキ(対ウォリアー)】

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第2デッキはコントロールウォリアーと現環境で最も苦手なデッキである爆弾ウォリアーに対応するためにアンダテイカ型のメカパラディンにスイッチした形になります。

このデッキではホーリーラスパラディンとしての動きは完全に捨てます。なのでドローになるとはいえ5マナかかってしまう聖なる怒りとアンダテイカの断末魔に混ざってしまうためサルノス、AOEは多くは必要ないマッチになるため聖別を抜いています

 

ダ・アンダテイカ、不老不死の大祭司

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この二つのカードのおかげでウォリアー相手に長期戦ができます。不老不死の大祭司の断末魔が発動したあとにアンダテイカを出せば死んでもデッキに戻るアンダテイカが完成します。

後述する断末魔メカの断末魔が混じっていればその断末魔も引き継いだままデッキに戻ります、つまり最終的には破壊されたときに77や88のメカを大量に召喚しながらデッキに戻るアンダテイカができますね。アンダテイカで不老不死の大祭司の効果を二回引き継いだとしても、不老不死の大祭司の効果は二回発動しない(デッキにアンダテイカが二枚戻ることはない)ので注意しましょう。不老不死の大祭司はクリスタル学に対応しているのでアクセスは容易です。不老不死の大祭司は自身が沈黙されてもアンダテイカの効果に混ぜることはできます。

相手の構築に沈黙が見えている場合には第1デッキから引き続き採用されている悪意の銀行家でアンダテイカを埋めることができるようになるまでアンダテイカを出さないようにしましょう。悪意の銀行家は2枚なので相手の沈黙には2枚までなら対応できます。

 

メカ・チビドラゴン、メカーノエッグ

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アンダテイカの断末魔に混ざるためのメカとして採用。メカーノエッグのほうが5マナで早く召喚できるのですが、自分で割るのに一手間かかるため正直メカ・チビドラゴン2枚でも良かったと思っています...

 

ケンゴーの無限軍団

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上記に挙げたカードだけでコンボは完成ですが、ウォリアー相手にとられてしまった盤面を返しながらこちらの強い盤面を一枚で作れるのがこのカード。

爆弾ウォリアー相手には爆弾を引いてライフが足りなくなることが多いためジリアックスをいかに強いメカに超電磁できるかが重要です。それをケンゴーの無限軍団で復活できれば更に足りないライフを回復することができます。そのためできる限り強いメカが用意できるまでジリアックスは使わないようにしていました。

 

【第3デッキ(対トークン系のデッキ)

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ホーリーラスパラディンは現環境では爆弾ウォリ以外だとほとんど不利のないデッキです、爆弾ウォリ以外で当たりたくないデッキは何か?と考えたときにトークドルイドだと思いました。

獰猛なる咆哮のせいで少し並べられただけでタイムを切らざるを得なくなるor割り切らざるを得なくなるのと、コストの軽い呪文がそこまで多くないためパイロで森の魂をつけられたトークンを除去しきるのが難しいといった点が辛いと感じました

そのため第3デッキはそういった横並びのデッキに対処しやすいデッキになっています。それらのデッキは武器を採用していることが少ないためブラッドセイルの海賊を抜き、シャヴァーラで殴りきるプランをとることが多いため聖なる怒り1と悪意の銀行家1を抜き、実質単体除去であるジリアックスを抜きました。

 

エルフの射手

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上に書いた通り1マナのミニオンは欲しいと思っているので、ブラッドセイルの海賊を抜いて細かい除去になるこっちに。トークンの除去等ができるのでなかなか便利でした。

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とりあえず横展開に強いということで採用しましたが、1枚で解決しないこともあるので別のカードでも良かったかなと思ったカードでした。苔むしたもののけとかもありだ

ったかも。

【まとめ】

第2デッキは人の構築を参考にしながらケンゴーの無限軍団採用に至ったのですがかなり好感触でした、ライトフォージの祝福等より、回復と展開両方こなせるのが偉かったです。

構築考えるときはYAYtearsさんというサイトでいい構築ないかなーと探してたりもしていました。マスターズ予選で使われた構築がたくさん載っているのでかなり参考になりました。

https://www.yaytears.com/battlefy