ホーリーラスパラディンガイドその1(プレイング)
お久しぶりです、最近はホーリーラスパラディンを使ってなかなかいい結果を出せたのでホーリーラスパラディンのことについて書いていきたいと思います
先月はこのデッキでアジアtop100 NAtop200フィニッシュをすることができました
そして今月、マスターズ予選ソウルでtop2を果たしソウル行きを決めることもできました
こういうコンボデッキはデッキのコンセプトがわかりやすくて、僕に向いていると感じています
※Hearthstone Masters Qualifier Seoul - 175
【デッキリスト】
今回はデッキの回し方やコンセプトを紹介したいため、スペシャリスト形式での第2第3デッキの紹介はしません
デッキコード
AAECAZ8FBu0F5Qf7DP37AqCAA72GAwz6AZwCswPcA/QFzwb2B6f3Avz8Atn+As+GA+yGAwA=
【デッキの方針】
自分のデッキをドローカードを使って0枚にしてシャヴァーラを召喚、悪意の銀行家でデッキにシャヴァーラを埋めて相手の顔に聖なる怒りで25点ダメージ
これがこのデッキでやりたいコンボです
そしてこのデッキの勝ち方は大まかに3つあると考えています
- 相手の顔にシャヴァーラ聖なる怒りのコンボを二回決めて50点ダメージで削りきる
- 相手の顔にシャヴァーラ聖なる怒りのコンボ一回と銀剣聖別等のダメージで削りきる(この場合シャヴァーラ悪意の銀行家はコンボ以外のタイミングで投げることができる)
- シャヴァーラで盤面をとって殴りきる(主にアグロデッキ相手にとることが多いプラン)
各種ウォリアー、コントロールシャーマン等の相手
→25点+αだけだと装甲のせいで削り切れないので一番上のプランになります
各種メイジ、ミッドレンジハンター、ローグ等の相手
→回復が乏しいため2番目のプランで決めることが多くなると思います
ズー、マーロックシャーマン、トークンドルイド等のアグロ相手→
序盤は第2プランを目指しつつ、シャヴァーラを投げなければならない盤面になったら第3プランでいって構わないと思います
このように相手がどれだけ回復できるか、相手のデッキタイプは何なのかによってどう勝つかが少し変わります
序盤からどこを目指すのか考えておいたほうがいいですね
【マリガン】
クリスタル学
これだけですが、全マッチ何枚でもマストキープです。単純に1マナ2ドローが強いのはもちろんですが、後半に引くとデッキに攻撃力1のミニオンがないという事態になっていることが多く、最も序盤に欲しいカードだと考えます
プリズムレンズ
コントロールウォリアー、メイジ等のあまり速くない相手に追加キープ。この2ヒーローは序盤からミニオンを召喚してこないため自分の盤面を犠牲にしてドローしても問題ないからです。中盤以降は縮小光線により全体除去やタイム!といった防御カードが確実に手札にあるので無理なく対処する事が出来ます。
トゥルーシルバーチャンピオン
ローグ、ミッドレンジハンター等の序盤から厄介なミニオンを召喚する相手や爆弾ウォリアーにキープ。キープできるかどうかで序盤の凌ぎやすさが全然変わってくると思います。これらを相手にした時聖なる怒りのコンボを決める前にミニオンが除去できずに負けてしまう事がよくあります。そのため4ターン目に武器を装備する事で相手の攻撃を遅らせコンボを決めやすくします
熱狂する火霊術師、聖別
トークンドルイド、ズー等のミニオン展開するデッキにキープ。理由はトゥルーシルバー・チャンピオンと同じでコンボを決める前にミニオンが除去できずに負けてしまう事がよくあります。ミニオン展開するデッキではトゥルーシルバー・チャンピオンでは除去が追い付かないので全体除去できる2枚をキープします。
【プレイングについて】
この次のターン(画像は相手のターン中)処理に回りたいが、銀剣か怒りの鉄槌の二択どっちを選べばいいかみたいな場面は序盤によくあると思います。基本的なことですが、だいたいこういう場面は武器を装備して処理することが正解になります
このターンに武器を装備しておけば銀剣+怒りの鉄槌で体力7までのミニオンを処理することができますし、相手が大した展開をしてこないのであれば銀剣で処理に回って他のドローカードでデッキを回し怒りの鉄槌という除去を温存することもできます。
逆に怒りの鉄槌から投げてしまうと次のターンミニオンを除去しなきゃいけない盤面でもドローを回すことができず、銀剣を装備するしかなくなってしまいます。そしてもちろん怒りの鉄槌は使ってしまっているので体力4より上のミニオンは処理できません
次はこういう場面ですね、相手はミッドレンジハンターで自分のデッキの残り二枚はプリズムレンズ二枚となっています。次のターンにほとんど勝てそうですが聖なる怒りは一枚使ってしまっています。ここはどうするのがベストなのでしょうか。
僕は一閃の光でドローを進め、タイムを発動、そして聖別を発動し、ターンエンドしました
デッキを一枚の状態でエンドして次のターンにコンボを決められる状態にしてタイムを投げるのはこのデッキの基本の動きといってもいいと思います。その際にミニオンを出してしまうと相手のスケイルハイド、ジリアックスによって回復される危険があるため、次にコンボ起動できる算段があればできる限り自分の盤面は空にしてタイムを投げるように心がけています。相手の盤面が埋まっているor埋まりそうな状況であればあえて除去を切らずにタイムだけ投げてターンを返すといったプレイもよくやります。
聖別を投げたのは相手のズルジンの装甲5点をケアするため。相手のライフは22点なので聖別で20まで削っておくと次のターンのコンボで確実に倒すことができますね。
次はミラーマッチの中盤です、このままプリズムレンズを切ってしまうと手札が10枚なのでカードが燃えてしまうといった状況です。(少し今使っているものとデッキリストが違うのはごめんなさい。待祭→スープ売りです)
僕はこのターンパイロマンサーでエンジニアにぶつかり、このマッチでそこまで重要ではないと判断し、聖別を発動、パイロマンサーを召喚しました
中盤はドローをいかに効率よく行い、重要なカードを燃やさないように回すかが重要となります。次のターンにプリズムレンズを投げることを考えてこのマッチでいらないカードを切ってしまうことを選択しました。ここで二枚なげた場合この次のターンで手札が8枚からスタートするため問題なくプリズムレンズを切り、その次のドローを引いた場合もさらに使うことができます。他のマッチでもどれがいらないカードかを判断していらないカードを切っていくことは重要です。武器破壊のいらないマッチではブラッドセイルの海賊は適当にマナが余ったら投げたりしています。手札にコンボパーツが揃っているのならあえて燃えてもいいからデッキを掘りに行くといったプレイもあります(その際にプリズムレンズはミニオンから引くといったことも覚えておくとよいですね)
ミラーマッチはタイムを先に投げた方が負けます
【まとめ】
このように相手の土俵に立たずにタイムで対話拒否してコンボを決めることができるので、今の環境の相手とまともに戦いたくないといった人におすすめのデッキです。これは無理だというマッチも爆弾ウォリアーぐらいしか存在しないので扱えれば勝ち越しやすいデッキだと思います。
個人的に回し方について教えてほしいといった人がいればディスコードやハース内のチャット、ツイッター等でわかる範囲で教えることは可能です、気軽にお声掛けください